稲垣えみ子「寂しい生活」
作者の稲垣えみ子さん、東日本大震災を機に脱原発を意識して節電生活に入り、その過程で様々な家電を手放し、とうとう朝日新聞社勤務という安定した職すら手放したと話題になったアフロヘアがトレードマークの方です。
高学歴、高収入で家電に限らずあふれるほど持っていた様々な物を「節電」をきっかけに手放していく様子が書かれています。
家電でいえば、この本で最終的に作者さんが持っていたのは、
電灯、ラジオ、パソコン、携帯の4点のみ。
月の電気代は150円!
家電を処分し始めたことで生活がどんどんミニマル化し、
築45年の住まいに引っ越した際には、ガスも手放し、ガス代0円生活に突入。
入浴は銭湯、調理はガスコンロで済ませているとΣ(・ω・ノ)ノ!
その様を「寂しい生活」と称しているかというと、そうばかりとは言えず、むしろたくさん所有していた時代、たくさんの物で自分を囲むことでみじめさや空虚さを覆い隠そうとしていたのでは、とも振り返ります。
また今が小さく寂しい生活だからこそ、人とのつながりや支えあいを考えるとも。
生活をそぎ落とすことで、どんどん楽に自由になっていく様子が書かれているので、お片付けへのモチベ―ションになりました^^
ところで、今日は母の日でしたね。
いつの間にか世の中、「母の日」「母の日」と声高に宣伝されるようになり、母の身としても子の身としても煽られている気がしますが(^^;;;
私は義母には無難にお花を(何でも持っていますし、お菓子のような物は食べないし、人付き合いが良くて頂き物もたくさん!のお宅なので^-^;;;)
実家の母には少し前に、熱海のお土産と一緒に甘いお菓子と大好きなコーヒーの詰め合わせを送りました。
ずいぶん前に「もうお誕生日も母の日も父の日も敬老の日もクリスマスもお気遣いなく!」と通達がありまして^^;;;
「何でもない日」に美味しそうな物を見つけて送るようになりました。
それは「まりんから玉手箱が来た♡」と喜んで受け取ってくれるので^^
我が家は、娘たちからスカーフとお花、旦那君は夕食のメイン料理にローストビーフを作ってくれて、お片付けは娘Aが。(娘Bは学会の準備でずっとパソコンとにらめっこ、、、)
ありがとう♡(ブログ読んでないだろうけれど( *´艸`))
でも、親からみた一番のプレゼントは、子供たちが元気に笑って生活していることですよね。
私も二度と、父母を泣かせるような報告はしたくないです(--;;;
そのためにも、日々、自分でできることをしていきたいと思います。
お読みいただいた方、ありがとうございました。
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