Time is life

毎日笑って過ごします^^

「才能」と「環境」が揃うということ

先日、実家の母からDVDを借りました。


母の部屋、本だらけなのですが、
行くたびにDVDも増えていきます(--;;;
お散歩途中にあるブックオフで買うそう。


父はパソコンを使いますが、母は使いません。
動画とも配信とも無縁の生活です。
テレビも最近のものはあまり惹かれないのか
ケーブルテレビで海外ミステリーを観るくらい。
代わりに、昔観た名画や評判を聞いた作品など
DVDを見かけると欲しくなってしまうよう。


本やDVDの増え方を見ていると、
これらを読んだり観たりする以前に
「買う」ことに情熱を燃やしている気がします。


父は「欲しいとなったら我慢しない人だから」と諦観の姿勢。
母が買ったものを無言で受け取り
リュックに詰めて運ぶ姿が目に浮かびます。
ほぼ付き人ですね(^^;;;


その母が貯めこんでいるDVDより2本借りてきました。



「ピアノの森」
アニメ作品。漫画が原作のようです。
高名なピアニストを父に持ち、
恵まれた環境で父と同じ道を目指す少年と
森に捨てられたピアノを友として育った野生児のような少年。
「天賦の才」の前には努力も整えられた環境も報われないという予感をはらんだ結末。
悪人の出てこない物語は心静かに楽しめました。


「真夜中のピアニスト」
フランス版ノワール映画。
昔の恩師に再会したことをきっかけに
諦めていたピアニストの道へ踏み出す青年が主人公。
唯一の肉親である父は芸術を解さず、
正業である裏社会の不動産ブローカーは騒音と暴力の世界。
もがきながら自分の中にあるはずの母から受け継いだ音を求め続けます。
こちらは持っているはずの「才能」を「環境」が阻むお話。


圧倒的な才能があれば世に出られるか、
というとそうとも言えません。
生まれ落ちた時代
才能を伸ばせる環境
運を引き寄せる強力なパワー
そして、もちろん努力も必要。


誰もが望んだ道へ進めれば良いのでしょうが
そうもいかないのが人生です。


行きたい道を選べる時代と国に生まれただけでも
たいへんな幸運なのでしょうね。



お散歩道で。河津桜、まだ見頃でした^^



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m