Time is life

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室内で転倒、連絡方法は?

以前アップした記事を書いた時に思い出したことが2つほどありました。
老後に大事なもののひとつは、筋力! - 乳がん手術後の生活あれこれ


1つめは、転倒後、数日放置されてしまった方のことです。
前回記事のご夫婦はすぐにヘルパーが入り、親子は娘様が痛みをこらえてうちの事業所に連絡してくれたので助けることができました。


が、お1人でお住いだったその方はどこにも連絡ができませんでした。


普段は自立して生活されている方ですが、冬用の厚い掛布団ごとベッドから滑り落ちてしまい、ご自分で掛布団を跳ね除けて立ち上がることができなかったようです。
そのままの体勢で数日、電話が通じなくて心配したご親戚が訪問して発見されました。
幸い一命はとりとめましたが、その後、ご自宅にお戻りになることはできませんでした。



独居の場合、室内で転倒して動けなくなったときの連絡手段を考えておく必要があります。
特に、自立度が高い方は、自立して生活ができているがゆえに誰とも話さず気づいたら1週間経っていたなどということが普通にありえます。
定期的に顔を出す先を決めておいたり、できるだけスマートフォンや携帯電話を身近に置くようにしたり、保険と思って民間の見守りサービスに契約をしておくのも一案だと思います。


私の職場の一番高齢だったヘルパーさん、76歳でした。
毎朝、町内会のラジオ体操に出席されているとおっしゃっていました。
仲間内で連絡なく休んだ人がいると、様子伺いに電話をかけるシステムだったとか。
まさしく互助ですね! 素晴らしいと思いました^^


人との付き合いは、良い面がある一方で、煩わしさや面倒が生じる場合もあります。
でも、いざというときに頼りになるのは、動けない自分でも遠くの親戚でもなく身近な他人です!
自分のためばかりでなく、相手のためにも、普段から気持ち良くつきあえる「お互い様」の仲間を作っておきたいですね。


思い出したもう1つは、転倒時に外から開ける手段のない「密室」だった場合です(--;;;
続きはまた、、、。



金沢の兼六園。園内、広かったです。意外に高低差があり、様々な景色を楽しめました^^



 
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m