Time is life

毎日笑って過ごします^^

室内で転倒、密室だった場合は?

昨日の続きです。以前の記事を書いているときに、思い出したことのもう1つ。
老後に大事なもののひとつは、筋力! - 乳がん手術後の生活あれこれ


前回記事のご夫婦はヘルパーが来る日はあらかじめ玄関の鍵を開けておく方たちでした。
親子は娘様が痛みをこらえて玄関を開けてくださいました。
なので、外部から私たちが入室して助けることができました。


「鍵」の取り扱いは、訪問介護の場合、開錠を任せる場合と任せない場合があります。


任せる場合は、どこかに鍵を隠したり、「キィボックス」などロックのできる箱を設置します。
鍵の隠し場所は植木鉢の下、郵便受けの中、配電盤の中など意外と古典的です。
中には、ゲームのトラップのように①物置の中の鍵をとる②その鍵でポストを開けると箱があり鍵が入っている③その箱の中の鍵で玄関を開ける、など3段構えのお宅も!


鍵を任せない場合は、ご本人様の他にたいていは介護者の方も鍵を持っています。
賃貸の場合は大家さんが鍵を持っていらっしゃることもあります。
緊急時には介護者の方か大家さんに連絡をして鍵を開けていただきます。


問題は、鍵を持っているのがご本人様だけの場合です。


私の担当したお客様は、万が一に備え、裏庭の窓の鍵を開け雨戸を閉めていらっしゃいました。


あとはセキュリティのしっかりした高級マンションにお住まいの方で、マンションの管理サービス会社に鍵を預けている方もいらっしゃいました。


そういう対策もなく、間違いなく在宅しているはずなのに電話にも出ず応答もなく鍵はすべて施錠されている場合は最悪の事態を想定しつつ警察に通報します。
あとは警察の方に一任です。



今は、民間の見守りサービスでも鍵を預かってくれます。
鍵を預けられるくらい信頼できる方がいらっしゃらなかったり、人にあまり重い責を負わせなくないなどの場合は、ドライに考えて民間のサービスに頼るのもありだと思います。


急病などで救急車を呼んだ場合も入室できなければ助けられません。
昨日コメントいただいたMulberryさんのご友人のように気丈にもご自身で開錠できれば良いですが、都会のマンションなどは特にセキュリティがしっかりして外部からの入室は困難です。
万が一のときにどうするか、元気なうちに考えておくと良いと思います。



先日の皆既月食。娘たちに写真もらいました^^ お月様、綺麗でしたね。




ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m