先日、書いた記事。
84歳の確定申告 - Time is life
しっかり者の義母のお話でした。

年齢とともに衰えてしまうのは、
体だけでなく認知機能もです。

できるだけ「クリア」を維持したい、
と常々願っている私。

義母のように84歳になっても誰の手も借りず
義父と一緒に自立して生活し、
習い事も交友関係も楽しく継続している、
というのは理想の姿です。

同じような生活を送れるよう
見習いたいと思い先日の記事を書いたのですが、
友人の1人が、
「私は誰よりも先にボケたいよ」とΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

友人曰く、
「あれこれ段取りしたり考えたり生活したり、
　本当に面倒。
　いち早く恍惚の人になりたい」( ﾟДﾟ)

その友、能ある鷹は爪を隠す、
を体現しているようなママ友です。
決して自己主張しませんが、
いつ行ってもお宅の中はピカピカ、
料理もスイーツも腕前は天下一品、
催し物で突然ピアニストが欠席！
となったときに、さりげなく鍵盤の前に座ってすらすら弾く！！
（え？　弾けたの？！）
2人のお子さんは揃って優秀な文武両道。
スーパーウーマン、スーパーマザーです。

認知症にも色々あります。
徘徊、暴力、異食などは周囲を巻き込みますが、
中には、穏やかに生活していらっしゃる方も。
介護職中に出会った「穏やかな認知症」の方々、
たいてい周囲の人の支えや協力がありました。
それを引き出せる人徳と人柄をご本人が持っていらっしゃる。

その友なら、ご家族に守られ「穏やかな認知症」になれそうですが（－－；；；
その発言を聞いて少し心配になりました。

賢く気がつくがゆえに、仕事に家事に家族のサポートにと動きすぎて疲れてる？
もう50代も終わり。
子供たちも大人になりました。
旦那様はもとより大人。
お1人暮らしだったお母様も無事にお見送り済み。
友が、たまに「何もしない人」になるくらいへっちゃらでしょう。

これからシニアの世界に足を突っ込んでいく私たち。
時には自分ファーストで。
お互い肩の力を抜いて、呼吸を楽に生きていきたいです。

通りすがりの公園にネモフィラ。
可愛いお花。
癒されました＾＾

ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m