介護者から見たタワマン住まい
先日書いた記事。
初めて読んだ「タワマン文学」の感想でした。
初のタワマン文学 外山薫「息が詰まるようなこの場所で」 - Time is life
タワマン = タワーマンション。
介護職としてタワマンに出入りしていた件で、
みーちゃんさんより、コメントいただき、
手厚いタワマンのセキュリティ、
「安全だけど面倒ですね」と(* ´艸`)
コメントありがとうございました♡
そうなのです!
正直、超面倒でした(^^;;;
私が出入りしていたタワマンのセキュリティは、
①マンション入口
②エレベーターホール入口
③エレベーターホール出口
④お客様宅の玄関
4ケ所のロック解除がスタンダードでした。
解除を待つだけで数分(^^;;;
上に上がるだけで数分(^-^;;;
その積み重ねがばかになりませんでした。
お部屋は色々タイプはありましたが、
広々としてゆとりのあるお宅がほとんど。
そして、眺めは最高。
エレベータ―内だけでなく、
各階に住人分の防災グッズを備えるなど、
防災面でもしっかりしていましたし、
子供も含め、マンション内で会う方々は
皆さん礼儀正しくきちんと挨拶してくださる。
色々な年代の方が住んでいる上、
エントランスにはコンシェルジュ、
医療や警備会社ともつながっていて安心で住みやすい環境です。
が! 私的に
「老後に天空の城」は危険だと思いました。
とくに独居の方は。
理由
1.居住階にひと気がない
エントランスは人の出入りが活発でしたが、
各階で人に会うことがありませんでした。
皆さん、お勤めかおこもりしているのか?
お客様の1人がお宅を出たところで転倒し、
半日そのままということもありました。
(防犯カメラで監視していれば防げる??
それはそれでちょっと怖い(^^;;;)
2.電気が命
停電になると自家発電になるらしいのですが、
一度、完全停電になったことがありました。
お宅内の電気はもちろん、水も使えず、
エレベーターも動かないので階段昇降です。
(どんなに高層階でも!)
もちろん、お客様が昇降できるわけもなく、
停電中、ずっとカゴの中の鳥さん状態に。
3.気密性が高すぎて内部が見えない
エントランスで何度呼び出しても応答がない!
電話にも出ない!! となったことも。
外から中の様子を伺うこともできません。
ご家族や鍵の委託のある警備会社に連絡しても
お宅に入るまでにとにかく時間がかかる。
一分一秒を争う際のタイムロスは致命的かと。
あとは、ご高齢の方だけかもしれませんが、
ご近所付き合いがほぼありませんでした。
お隣との距離も遠いいのです。
ゆえに、私は老後にタワマンはパスです。
予定もないですけれど(* ´艸`)
先日、ご近所さんにいただいた京都土産。
KyoFRANCE
袋を開けても中身がパッケージと同じ色合い!
美味しかったです♡
ご近所さん、改めてご馳走様~\(^o^)/
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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